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弊害


弊害

とにかく日本中にお金が溢れた、ある意味日本歴史上最高の黄金期ではあったわけですが、
当然よいことばかりではなく、その影響が悪い方に出た部分も多々ありました。

そんな例をいくつか。


投資・投機の過熱で、不動産などにも多額の資金が流れ、地価の高騰などが激化しましたが、
その影響として、

持っていた土地・家屋の価値が高騰→固定資産税が高くなり払えなくなる

借金して不動産を買う→さらに高騰→固定資産税で苦しむ

購入後高騰した不動産→相続時に相続税が高くて手放す

みたいな、あまりに短期間に不動産価格の高騰などがあったために、
予想外に税金関連などで現金が必要になり、焦げ付くケースなども。


とにかく、人が動けばお金が生じる時代であったため、一部の稼ぎのスキームを考える賢い人がいる以外は、何も考える脳を持たずともお金が沸いてきたため、教育もなく、道徳心も、順法精神もなく、とにかく単純作業を数こなすように指示されて動く人間がほとんどであり、
お金はあるため、とにかく子供はたくさん作られたものの、人数ばかり多いものの、ほぼ無能しかいない時代に。


とにかく金がすべてで、なんでも自分の思い通りになる経験をしたために、この時代に働いていた人間や、教育を受けていた人間達は総じてわがままですぐキレる人間だらけに。
後のキレる老害、と呼ばれる、団塊の世代という悪夢のような生命体を生み出してしまった時代。


新社会人~若手・中堅まで、ただ手を動かしていればお金が湧いて出た時代なため、何の教育も受けていないので、体だけ大きな野生の獣同然で、人間の言葉が通じない輩だらけ。


とにかく土地開発だの、後に大量に余ることになろうとも製造業は物を作りまくるだの、
未来まで続くはずの日本の資源を先食いし、さらに公害等、後のことは考えない開発を行ったため、バブル期のみ富があふれていたものの、その後30年続く日本の地獄を生み出した元凶。
今も日本中に爪痕を残す公害の多くを生み出した時代。


金さえあれば何をしてもよい、金こそが正義、という歪んだ倫理観が生まれてしまったがゆえに、当時若者で、今年寄となっていて、日本を牛耳っている政治家どもはモラルゼロで国など滅びてもよいので、自分の懐を潤すことしか考えないゴミしかいなくなってしまった。


これらの要因が重なって、バブル崩壊後は日本は立ち直れないほどの焦土化、結果失われた30年(どころか今後100年このままじゃ)に突入、一躍貧困国へと転げ落ち。


弊害.txt · 最終更新: 2024/10/29 10:23 by moepapa

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